
ようやくFC-DatalogitとFC-Editの動作確認ができる
FC-Datalogitが届いてから2週間ほど経って、ようやくパワーFCに接続して、
パソコンにインストールしたセッティング用ソフト
「FC-Edit」の動作を確認してみました。
GC8は、現在シリンダブロックの交換と車検のため、
自宅から90km離れた整備工場に入院中です。
車で往復3時間はかかるので、ちゃんと日程を明けて行かないといけないため、
こんなに遅くなってしまいました。
もし不具合があった場合、交換などしてもらう必要があるので、
もっと早く接続してみたかったのですが、都合がつかなかったので仕方ないです。
パワーFCとFC-Datalogitを接続し、ノートパソコンを接続する
それでは、パワーFCとFC-Datalogitとノートパソコンの接続手順です。
(1)バッテリのマイナス端子を外しておきます。
多分大丈夫だと思いますが、何かあってパワーFCやFC-Datalogitが壊れても嫌なので。
(2)パワーFCからFCコマンダを外し、FCコマンダの接続口にFC-Datalogitを接続します。
下の写真のように接続するだけなんですけど、
FC-Datalogit側のコネクタが大きめで、すんなりとははまりませんでした。
コネクタの端子を曲げてしまわないよう、
気をつけながら何回もはめようとしたので、少し時間がかかりました。

(クリックして拡大)
(3)FC-Datalogitに、FCコマンダとシリアルケーブルを接続します。
こちらは、問題なくすんなり接続出来ました。
シリアルケーブルには、コネクタ部分に手で締められるネジがついているので、
コネクタが外れないようネジを締めておきます。


(クリックして拡大)
(4)シリアルケーブルとUSB-シリアル変換器を接続します。
これも特に問題ありませんでした。

(クリックして拡大)
(5)USB-シリアル変換器をノートパソコンに接続します。
USB-シリアル変換器には、USB延長ケーブルがついているのですが、
シリアルケーブルが十分に長かったので、延長ケーブルは使用しませんでした。


(クリックして拡大)
(6)ノートパソコンのWindowsを起動して、エンジンをかけ、USB-シリアル変換器を認識させる。
説明書にもありますが、WindowsXPでは認識させる際、
変換器に付属しているCDより、デバイスドライバをインストールする必要があります。
Windows7、8.1では、何もしなくても自動的に認識しました。
(後に、Windows10にアップグレードしても、自動認識し問題ありませんでした。)
デバイスマネージャで、WindowsにUSB-シリアル変換器が認識されたかを確認します。
デバイスマネージャを表示させるのは、以下のような手順になります。
[WindowsXPの場合]
デスクトップ上のマイコンピュータのアイコンを右クリックし、
表示されたドロップダウンメニューのプロパティをクリックします。
表示されたウィンドウの「ハードウェア」タブをクリックします。
「デバイスマネージャ」ボタンをクリックすれば、
デバイスマネージャのウィンドウが表示されます。
[Windows7、8、8.1の場合]
コントロールパネルを起動し、「システムとセキュリティ」をクリックします。
「システム」の蘭に、「デバイスマネージャ」という項目が表示されているので、
それをクリックすればデバイスマネージャが表示されます。
認識されていれば、「ポート(COMとLPT)」をクリックすると、
「USB Serial Port」というデバイスが表示されます。
(7)FC-Editを起動する。
FC-Editを起動させたら、メニューの「Setup」の「Port」で
Com1~Com8のうち、1つにチェックマークがついていることを確認します。
1つもチェックマークがついていなければ、
FC-Editの方ではUSB-シリアル変換器を認識していないことになるので、
「Auto Detect」をクリックします。
それでもダメな場合は、私にはちょっとわかりませんので、
説明書等を調べてみてください。
FC-Editが変換器を認識できていれば、パワーFCと通信できるので、
FC-Editウィンドウ下部の「Read All」ボタンをクリックし、
現在のパワーFCのセッティングデータを読み込みます。

(クリックして拡大)
読み込んだら、こんな画面になります。

(クリックして拡大)
このデータは、何かあったらすぐに元に戻せるよう保存しておきます。
メニューの「File」の「Save As」をクリックし、
ファイル名と保存場所を設定して、
「保存」ボタンをクリックすることで保存できます。
ログは、メニューの「Log」の「Start」をクリックすればログの記録開始、
同じく「Log」の「End」をクリックすれば記録終了します。
ログをファイルとして保存するには、
メニューの「Log」の「Save As」をクリックして、
ファイル名と保存場所を指定して、「保存」ボタンをクリックします。
とりあえず、ここまではうまくいったので、
FCコマンダを操作してみたところ、こちらも問題なく動作していました。
これで、送られてきたFC-Datalogitに初期不良はなさそうと判断できたので、
ホッとしました。
もし、何かあればまた英語で問い合わせしないといけませんし、
英語の回答メールを解読して、何らかの対処をしなければいけなかったわけですから。
考えるだけでも、気の重くなることなので、何の問題もなくてよかったです。
あとは、早く車が出来上がってくるもの待つだけです。
FC-Editを使って、セッティングできる日が来るのが、待ち遠しいです。