先日、食中毒注意報が出ました。
今週の金曜日までと、数日間が対象です。
この時期、食中毒にならないためにも、調理したものは、冷蔵庫で保存して、早めに食べ切るようにしています。
とはいえ、スーパーで買ってきた、真空パックやレトルト品などは、結構長い間おいてあったりします。
そのため、気づいた時には期限切れといったことも、少なからずあります。
こんな時、もったいないなあと思いながら、捨ててしまったりしています。
ところで、食品に表示されている期限には、賞味期限と消費期限の2種類ありますが、それぞれどういう期限を表しているのでしょうか?
賞味期限と消費期限、何が違うの?
農林水産省によると、すべての加工食品には、賞味期限または消費期限のどちらかの期限表示がされていて、
賞味期限
おいしく食べることができる期限です。
この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありません。
消費期限
期限を過ぎたら食べないほうが良いです。
とのことでした。
賞味期限、消費期限を表示する食品
それでは、賞味期限を表示する食品と、消費期限を表示する食品の違いは何でしょう?
消費期限を表示する食品
5日以内にいたんでしまうもので、食肉、弁当、惣菜、サンドイッチなどがあります。
賞味期限を表示する食品
比較的いたみにくいもので、レトルト食品、カップ麺、ちくわ、チーズなどがあります。
ということは、消費期限の切れたものは、食中毒になる危険性が高いので、捨てるしかないと思いますが、賞味期限の切れたものは、期限が切れても、しばらくは食べられる品質を保持しているということでしょうか。
賞味期限が切れてすぐの食品は、無駄に捨ててしまうことなく食べることで、もったいないことをせずにすむということになるでしょう。
そうはいっても、賞味期限が切れて、どれぐらいの期間までは食べても大丈夫なのかわからないので、そんなに長い期間おいておくのも怖い気がします。
ただし、これらの期限は、指定された保存方法で保存されていなければ保証されないので、食品に表示されている保存方法を守らなければ意味がありません。
また、封を開けてしまっても同様なので、開封後は早く食べてしまいましょう。