花粉症の症状と治療法
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花粉症の症状には、よく聞く「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」といった花粉症の3大症状と呼ばれるものの他にも、いろいろなものがあります。

 

まずは、そのいろいろある花粉症の症状を、挙げてみたいと思います。

鼻の症状は、3大症状に挙げられているものです。

花粉症の場合、風邪の時のように粘り気のある鼻水ではなく、水のようにサラサラな鼻水なのが特徴です。

 

鼻の次によく聞くのが、目の症状です。

目の症状で多いのが、「かゆみ(痒み)」「涙」「充血」などです。

その他に、「はれぼったい」「目やに」「目がゴロゴロする」「かすむ」「眩しい(まぶしい)」「痛い」といった症状があります。

 

以上に挙げた鼻や目の症状以外のものも、けっこうあります。

「のどのかゆみ」「皮膚のかゆみ」「下痢」「熱っぽい」といったものや、まれに喘息に似た症状の出る場合もあります。

 

口腔アレルギー症候群(OAS)というのもあります。

口腔アレルギー症候群を起こした場合、果物を食べると口の中が、痒くなったり腫れたりします。

りんご、さくらんぼを食べた場合に。よく症状が出ます。

その他には、モモ、柿、キウイ、ナシ、いちご、メロンなどでも症状が出ますし、トマトでも症状が出るそうです。

 

モーニングアタックを、起こすこともあります。

モーニングアタックとは、目覚めの時に強く症状が出ることです。

これは、就寝中に吸い込んだ花粉が原因となったり、自律神経の働きが悪く副交感神経から交感神経への切り替えがスムーズにいかないと症状が出ると考えられています。

 

次に、花粉症の薬による治療法を挙げていきます。

薬による治療法には、「初期療法」「導入療法」「維持療法」「減感作療法」などがあります。

初期療法では、症状がなくても花粉が飛散する時期の約2週間前から、もしくは少しでも症状がでたら薬の使用を始めます。

症状が悪化してからだと、薬が効きにくくなりますし、花粉の飛散の最中でも症状を軽くできます。

薬としては、目の症状の場合は、抗アレルギー点眼薬やステロイド点眼薬などを用います。

抗アレルギー点眼薬のうち、抗ヒスタミン性を持つものは即効性が期待できます。

ステロイド点眼薬は、定期的な検査が必要なので、眼科の医師と相談してください。

鼻の症状には、第2世代抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬などが使われます。

 

導入療法は、症状が強くなってしまってから行う治療法です。

経口ステロイド薬の短期間(1週間以内)の服用や、鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)を使用します。

 

維持治療では、初期療法や導入療法のよって症状が抑えられた状態を維持します。

第2世代抗ヒスタミン薬、鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)を、花粉の飛散している間継続します。

 

これら以外に、ステロイド筋肉注射というのもあります。

ですが、重大な全身性副作用の可能性があるので、日本アレルギー学会や日本耳鼻科学会などが、注意喚起を行っていますので、安易にしないほうが良いのではないかと思います。

 

減感作療法とは、花粉症に対するアレルゲン免疫療法で、アレルゲンを少量から始めて、少しずつ増やしながら体内に吸収させ、アレルゲンに慣れさせて症状が出ないようにする治療法です。

唯一、花粉症の治る可能性のある治療法であるとも言われています。

アレルゲンは、注射により皮下に投与します。

現在は、舌下投与による治療法が注目されています。

減感作療法の効果を謳ったスギやヒノキの花粉加工食品もありますが、2007年2月にアナフィラキシーショックを女性が起こしています。

減感作療法は、副作用としてアナフィラキシーショックなど全身症状の起こる可能性があります。

ですから、減感作療法は不測の事態に対処できるように医師の管理下のもとで行われます。

こういったことから、花粉症加工食品を使う場合には十分な注意が必要です。

 

花粉症の治療には、耳鼻咽喉科にいきましょう。

症状のひどい時には、その部位の専門科でもよいと思います。

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