Pocket

あなたは、「花冷え」ってご存知ですか?

私は、なんか聞いたことがあるなあぐらいで、

花冷えがどういうことなのかはよくわかっていません。


字からすると、花が咲いているころに寒くなるという感じに思えるのですが、

具体的なことは全く知りません。


ということで、気になったので調べてみました。


花冷えとは

花冷えとは、桜の咲く頃の一時的な冷え込みのことだそうです。

読みは、「はなびえ」。


桜の咲く頃である3月下旬から4月上旬は、通常天気が不安定なため、

「春に三日の晴れなし」と言われています。

そんな春になって暖かくなってきたころに、

寒気が南下してきたり、気流により冷気が流れこんできたりして、

一時的に冬のように冷えることがあるようです。


東京では、4月6日は低温の特異日だそうで、

かなり高い確率で花冷えになります。


似た言葉に、

余寒(よかん)」「春寒(しゅんかん)

というのがあります。


これらも、花冷えのように、暖かくなってきた春に、

冬の寒さが戻ってきたことを表します。


ですが、時期としては花冷えより早く、

立春以降に寒さが戻ってきた時のことになります。


地方によっては、花冷えと言わない

地方によっては、花冷えではなく違う言い方をするようです。


北海道では、「リラ冷え」と言います。

5月下旬のリラの咲くころに、冬の寒さが戻ることです。


リラはフランス語で、英語ではライラックです。

リラは札幌市の木に指定されていて、

5月下旬にはライラック祭りが開催されます。


東北の一部の地域では、「花コタツ」と言います。

暖かくなってきた桜の頃なのに、

コタツをしまいきれない状況であることを表しているそうです。

たしかに、ストーブやコタツをしまおうか悩む時期ではありますね。


さて、この花冷えという言葉ですが、

天候とは全く関係ないところでも使われています。


それは、日本酒の温度の呼び方で、

燗酒だと「熱燗(あつかん)」とかよく言うあれです。

花冷えというと、冷酒の温度で10度です。

この場合の読みは、「はなひえ」です。


ちなみに、「冷酒」と「冷や(ひや)」というのは、

同じではありません。

冷やは、常温の日本酒のことです。


花冷えなど、寒の戻りには晩霜(ばんそう、おそじものこと)が降って、

農作物に大きな被害をもたらすことがあります。


暖かいなと思ったら冬のように寒くなったりするように、

気候が不安定で体調を崩しがちな時期ですが、

風邪などひかぬよう気をつけましょう。

スポンサーリンク