立春とは
今日、2014年(平成26年)2月4日は「立春」ですね。
立春とは、太陽黄経が315度の時で、2月4日頃です。
1985年から2020年までは2月4日で、2021年は2月3日になります。
立春は二十四節気の一つで、大寒から数えて15日目、
冬至と春分の中間にあたり、旧暦では立春から1年が始まるとされています。
そうすると、前日が「節分」なので、節分が大晦日ということになりますかね。
また、茶摘みの「八十八夜」や
台風上陸の多いと言われる「二百十日」、「二百二十日」は、
立春から数えた日数になります。
立春は期間として意味もあり、期間としては「雨水」の前日までで、
2月20日頃までとなります。
しかし、春という字が入っているのに、なぜこんなに寒いのでしょう。
それは、立春は1年で一番寒い日だからです。
それなのに立春というのは、寒さはここまでで、
この日を境に気温は上がりはじめ、春が始まるからだそうです。
ですから、立春からは
寒中見舞いではなく、余寒見舞い(2月下旬頃まで)
になるそうです。
春一番は立春から
あと、「春一番」は立春から春分までの間に発表されます。
春一番となる他の条件は、
日本海に低気圧があり、
東南東から西南西までの南寄りの
風速8m/s以上の強い風で、
気温が上昇する
ことです。
立春大吉
とろこで、禅寺では立春の早朝に「立春大吉」と書いた紙を、
門に貼るという習慣があります。
立春大吉という文字は、縦書すると左右対称で縁起がよく、
一年間厄災に遭わないで過ごせるからだそうです。
家庭で行う場合は、家の柱に貼るようです。
ただ、この文字を書くのには、いろいろ作法があるようで、結構大変そうです。
ここではその作法は載せませんが、面倒くさくて私にはできそうにありません。
立春が春の始まりとはいえ、まだまだ寒い日が続きますから、
風邪などひかれぬよう体調には気をつけてください。