沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉
栄光
不死
不滅
歓楽
永遠
不老長寿
甘美な思い出
実らぬ恋
青春の喜び
信頼
自然美
甘い生活
飾り立てる
優しさ
光栄
楽しみ
薄れゆく愛
沈丁花とは
沈丁花とは、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木で、
原産地は中国南部です。
開花期は2~4月で、樹高は0.5~1.5mぐらいです。
日本に入ってきた時期ははっきりしていませんが、
室町時代には栽培されていたとされています。
雌雄異株(しゆういしゅ)で、
日本ではたいていが雄株で、雌株はほとんど見られません。
そのため、結実することは稀なので、挿し木で増やしています。
めったに実らない果実は赤く丸い果実ですが、
もし実っても有毒なので食べられません。
沈丁花は3香木の一つ
沈丁花は、3香木の一つです。
3香木とは、
春の沈丁花、夏の梔子(クチナシ)、秋の金木犀(キンモクセイ)
の3つです。
沈丁花の香りは、遠くにいても匂うくらい強い香りで、
春の到来を告げる香りと言われています。
花を乾燥させたものは、漢方では瑞光花という名前で、
その煎じ汁は民間薬として、歯痛、口内炎などに使われています。
沈丁花の名前の由来は、
香りが香木の沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ、クローブ)の香りに似ている
からだそうです。
また、沈香のような香りで、花が丁字に似ているからという説もあります。
学名は、「Daphne odora」といいます。
「Daphne(ダフネ)」は、ギリシャ語で月桂樹を意味します。
このギリシャ語の意味は、
ギリシャ神話の男新アポロンと女神ダフネの物語に
ちなんでいるそうです。
沈丁花にこの名が付けられたのは、
沈丁花の葉が月桂樹の葉に似ているという理由からです。
「odora(オドラ)」は、「芳香のある」という意味です。
沈丁花は香りが強いので、この名が付けられたのでしょう。
沈丁花は、チンチョウゲとも言われたりします。
他に、香りが千里の彼方まで届くということで、
千里香(センリコウ)とか千里花(センリバナ)
とも呼ばれます。