旧正月とは
明日、2014年(平成26年)1月31日は、旧正月に当たります。
旧正月とは、太陽太陰暦(天保暦)いわゆる旧暦の1月1日のことです。
日本では、明治の初め頃まで旧暦でした。
それが明治5年11月9日に、大隈重信が
明治5年12月3日を明治6年1月1日にすると布告しました。
それから新暦(グレゴリオ暦、太陽暦)となりました。
新暦になったので、正月も旧暦の1月1日ではなく、
新暦の1月1日に祝うようになったそうです。
ですが、沖縄など一部の地域では、今でも旧正月の行事を行っています。
中国では、新暦の1月1日ではなく、
旧暦の1月1日に盛大にお祝いをするというニュースを、毎年のようにみます。
韓国や東南アジアでも、同様に旧正月に休み、お祝いをしているようです。
旧正月を祝う国々
それでは、旧暦の1月1日にお祝いをしている国には、
どのような国がるのでしょう。
調べてみましたので、以下に挙げてみます。
・中国
「春節」といって、春節から3日間は祝日になっています。
企業などは、春節の前後1週間ぐらいを休みとしているそうです。
・韓国
「ソルラル」といいます。
2014年では、1月30日~2月2日までがソルラル連休となっています。
・ベトナム
「テト」といいます。
テトの前後で、3日~1週間ぐらい店や企業は休みを取るそうです。
・シンガポール
「Chinese New Year」または「Lunar New Year」といいます。
2014年では、1月31日と2月1日がチャイニーズニューイヤーの祝日です。
他の暦(イスラム暦、モンゴル歴、ヒンズー暦など)を使っているところでは、
この時期ではない時に旧正月のお祝いをするそうです。
最後に、
旧正月は年によって1月22日ごろから2月19日ごろまで移動しますので、
この時期に観光などされる場合には、
その年の旧正月を調べてからにされたほうがよいでしょう。
色んな所が休みだったりするようですから。