恵方巻きとは
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恵方巻とは

恵方巻きとは、

節分に食べると縁起がよいとされる太巻き寿司のこと、

もしくはそれを食べる風習のことです。


もともと、大阪地方を中心として行われていた風習で、

丸かぶり寿司とか単に巻き寿司と呼ばれています。

他に、

恵方寿司、招福巻、幸運巻、開運巻き寿司、太巻き丸かぶり

ともいわれたりします。


恵方巻の食べ方

恵方巻きの食べ方には、ルールがあります。


①節分の夜、恵方に向かって食べる

②一本を切らずに丸かぶり(丸かじり)

③願い事をしながら、無言で食べる

④休まず一気に、残さず食べる


といったところですか。



恵方巻はなぜ太巻き寿司なのか

しかし、太巻き寿司1本食べきるなんて、

人によってはなかなか大変だと思うんですけど、

どうして太巻き寿司なんでしょう。


恵方巻きの具材は、具材の種類については、特に決まりはありませんが、

七福神にちなんで7種類にするのが基本とされています。

具材を7種類も巻こうと思えば、そりゃあ太巻きになってしまいますね。


それに、何で巻き寿司なのかというと、

福を巻き込むという意味があるからです。


巻き寿司を鬼の金棒に見立てて、それを食べてしまうことで鬼退治とするとか、

具材のキュウリを青鬼、桜でんぶやにんじんを赤鬼に見立てて、

鬼を食べて鬼退治とする

といった意味であるとする説もあるそうです。


太巻き寿司を切って食べないのは、

縁を切らないようにという意味があるそうです。


また、しゃべったり、休みながら食べると、

ご利益がなくなってしまうとされています。


恵方巻の起源と広まり

こんな食べ方にルールのあったりする恵方巻きですが、

起源については、いろいろな説があるそうです。


1.江戸時代の終わり頃、大阪で商売繁盛と厄払いということで、

幸福巻寿司が始まった

2.江戸時代末期から明治初期に、大阪で商売繁盛を祈願して始まった

3.1800年代のある年の節分の日に、大阪近郊の申村の住人が集まって、

巻き寿司を食べるときに、切り分ける手間を省いて一本丸かぶりしたのが始まり


などなど、諸説ありますが、はっきりしたことはわかっていません。


そんな恵方巻きが、どんな風に広まっていったのでしょう。


大正時代初期には、大阪の花街で、

節分の時期に漬けあがる新香を使った海苔巻きを、

恵方を向いて食べるという風習があったそうです。


昭和に入って、大阪鮓商組合などが「節分の丸かぶり寿司」のチラシを作って、

宣伝を始めました。


戦後いったん廃れましたが、

1949年(昭和24年)に大阪鮓商組合が復活させようと動きはじめ、

1970年代には大阪海苔問屋協同組合や関西厚焼工業組合なども宣伝活動を行い、

徐々に普及していきました。


1998年には、コンビニのセブンイレブンが全国で販売を開始し、

それから全国に急速に広まっていきました。

恵方巻きという名前も、セブンイレブンが全国販売する際につけたものです。


そういえば、私が最初に恵方巻きを知ったのは、

セブンイレブンの店頭の広告を見たときでした。

恵方巻きって何? と思ったのを覚えています。


今年の恵方は?

ところで、恵方巻きを食べるときに向く、恵方って何なんでしょう?


恵方というのは、

歳徳神(としとくじん、年神様のこと)のいらっしゃる方角

のことです。


明の方(あきのかた)ともいいます。


恵方に向かって食べるというのは、

年神様の方を向いて、願い事をするということなんですね。


その恵方は、その年の十干(じっかん)から決まります。

十干というのは、時間や方角を表すのに使うもので、

甲(こう、きのえ)、乙(おつ、きのと)、

丙(へい、ひのえ)、丁(てい、ひのと)、

戊(ぼ、つちのえ)、己(き、つちのと)、

庚(こう、かのえ)、辛(しん、かのと)、

壬(じん、みずのえ)、癸(き、みずのと)

の10種類です。


実際に、その年の恵方がどの方角なのかは、以下を参考にしてください。

西暦の1の位が4、9→方位角75°、東北東やや東

西暦の1の位が0、5→方位角255°、西南西やや西

西暦の1の位が1、3、6、8→方位角165°、南南東やや南

西暦の1の位が2、7→方位角345°、北北西やや北

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