寒波とは
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寒波とは

寒波(かんぱ)」とは、

平均的な気温と比べて、

とても低温な寒気が波のように押し寄せてくる現象

のことです。


北極周辺の高・中緯度地域に現れやすいです。


寒波の規模の大きいものを、「大寒波(だいかんぱ)」と言います。


寒波のことを、「冬将軍(ふゆしょうぐん)」とも言います。

これは、ナポレオン率いる軍隊が、

寒波の到来によってロシアに敗れたことからきています。


寒波の原理

それでは、寒波の原理を簡単に説明します。


北極には、「北極気団(ほっきょくきだん)」という寒気団があります。

この北極気団は、北極を中心として、膨らんだい縮んだりを繰り返しています。


北極気団が膨らむと寒気の南下、縮むと寒気の北上ということになります。

この寒気の南下のことを、寒波といいます。


寒気の南下は、

「寒気の放出」「寒気の流れ出し」「寒気の吹き出し」

と言われることもあります。


厳しい冬になる「3波型寒波」

寒波には、「3波型寒波」というのがあります。


3波型寒波には、偏西風が大きく関わっています。

通常、偏西風は極地と赤道の間をバランスよく蛇行しています。

それが、稀に蛇行幅が大きくなることがあります。

そうすると、偏西風が極地や赤道近くを通ることになり、

いつもより低温もしくは高温な空気を各地に運びます。


このように極地の近くを偏西風が通り、

日本、ヨーロッパ、アメリカにより低温な寒気を運んだ場合、

巨大な寒波が3つ現れることになります。

これが、3波型寒波です。


3波型寒波が観測されると、その年の冬はとても厳しいものになります。


日本でも、過去に何度か3波型寒波の被害を受けています。

その中で、

1963年、昭和38年の三八豪雪(さんぱちごうせつ)

がよく知られているものです。

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