
五月晴れの本当の意味
五月晴れ(さつきばれ)というと、
5月の気持ちのよい清々しい晴れの日
のことを思い浮かべます。
気温は高すぎず、湿度も低いので、過ごしやすい天気で、私は好きです。
ところが、このような天気は、
本来の五月晴れとは違う
ということを、最近知りました。
本来の五月晴れは、
「梅雨の晴れ間」「五月雨の晴れ間」
のことだそうです。

五月雨(さみだれ)は、梅雨の別名です。
そして、五月晴れの「さつき」は、田植えをする月であることを表しています。
また、旧暦の5月の別名の「さつき」でもあります。
旧暦の5月というと、新暦の6月ぐらいに当たります。
ちなみに、今年(2014年、平成26年)の旧暦の5月は、
新暦では5月29日~6月26日までです。
もともと「5月の清々しい晴れの日」というのは、
五月晴れ(ごがつばれ)
と言っていました。
ですが、五月を「さつき」と旧暦の別名で呼ぶようになったので、
「ごがつばれ」を「さつきばれ」と誤用するようになったようです。
でも辞書には・・・
とはいえ、辞書にも五月晴れの意味は
「5月の清々しい晴れの日」
と載っていたりしますし、
天気予報でもそのような意味で使っています。
誤用であっても、時代が変わればそれが正しくなったりしますから、
将来的には五月晴れの意味も変わっているかもしれませんね。
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