レンギョウの木は、本来のレンギョウではない!?
「レンギョウ(連翹)」とは、モクセイ科レンギョウ属の落葉性の低木です。
原産国の中国では、連翹という名は
「トモエソウ(巴草)」もしくは「オトギリソウ(弟切草)」
を指します。
しかし、日本では伝来時に現在のレンギョウの木に誤用され、今に至ります。
レンギョウの本当の中国名は「黄寿丹」です。
種類としては、よく庭木や垣根に用いられるものとして、
中国や朝鮮半島原産の「レンギョウ」、「シナレンギョウ(支那連翹)」、
「チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)」があります。
日本でレンギョウというと、これら3種を指します。
その他に、日本では切り花として多く流通している、
「インテルメディア」という種があります。
これは、レンギョウとシナレンギョウを交配した、
ドイツで作り出された種です。
日本原産のものには、
中国地方の石灰岩地に自生する「ヤマトレンギョウ」、
小豆島の石灰岩地に自生する「ショウドシマレンギョウ」があります。
これらは、開花時期が4~5月頃と他の種と比べて遅いです。
レンギョウの実は、生薬としても使われています。
生薬名は連翹で、消炎、利尿、解毒の作用があります。
レンギョウの花言葉
最後に、レンギョウの花言葉です。
集中力
希望
かなえられた希望
希望の実現
豊かな希望
情け深い
とまどい
遠い記憶
楽しい語らい
言いなりになる
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