メニエール病ってどんな病気?その症状は?
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メニエール病といえば、有名人もかかって、ニュースになったりしています。

ニュースを見聞きしても、めまいが起こる病気だというぐらいしか、

よくわかりません。


メニエール病とはどんな病気なのか、気になったのでちょっと調べてみました。


メニエール病とは

メニエール病とは、

回転性のめまい

難聴

耳鳴り

耳のつまる感じ(耳閉感)が、

連動して起こる内耳の病気です。


1861年に、フランスの医師プロスペル・メニエールが、

めまいの原因に内耳性のものがあると、

初めて報告したことからこの名前がつきました。


メニエル病、メヌエル病、メニエール氏病とも呼ばれます。


厚生労働省の特定疾患に指定された難病ですが、

特定疾患治療研究事業の対象とはなっていないので、

医療費の助成はありません


発症する年齢は、30代後半から40代前半がピークで、

現在の日本では女性のほうが多いです。


有病率はそれほど高くなく、

人口10万人に15~18人程度で、

めまい患者の内では、5~10%程度です。


めまいが起こったからといって、メニエール病とは限らないということですね。

めまいの原因がわからなかったら、

安易にメニエール病と診断してしまう医師もいるそうですが。


メニエール病にかかった人には、几帳面で神経質な人が多く、

肥満の人の割合は少ないそうです。

また、先進国での発症が多く、発展途上国では少ないです。

日本では、第二次世界大戦後、急激に増加しました。


メニエール病になると、

内耳に内リンパ水腫(リンパ液による水ぶくれ)ができます。

これにより、内耳の前庭(ぜんてい)と蝸牛(かぎゅう)などが、

うまく働かなくなります。


この内リンパ水腫は、内リンパ液の産生と、

内リンパ嚢(のう)での内リンパ液の吸収の不均衡

によって出来ると考えられています。


ただ、どうして内リンパ水腫が出来るのか、原因は現在わかっていません

が、ストレスが強く関係している、ということはわかっています。


メニエール病の症状

それでは、メニエール病の症状についてですが、

よく知られているのがめまいです。


それも、周りがぐるぐる回っているように感じる回転性のめまいです。

そんなめまいが、ほとんどの場合30分ぐらいから6時間ほど続きます。

(人によっては、半日以上続くことも)


ですが、初期症状ではめまいが起こるとは限りません。


他の症状としては、難聴や耳鳴り、耳閉感などがあります。


難聴は、特に低音域が聞こえなくなります。

ただ、症状が進むと、だんだん高音域まで聞こえなくなっていきます。


耳鳴りで聞こえる音は、「ザー」とか「ブーン」といった低音です。


耳閉感は、高い山に登ったり、

飛行機に乗ったりした時に気圧の変化から起こる、

あの耳のつまった感じのことです。

メニエール病による耳閉感の場合は、

耳抜きをしても耳がつまった感じは取れません。


さらに、これらの症状に付随して、以下のような症状も出ます。


・吐き気

・嘔吐

・冷や汗

・顔面蒼白

・異常に寒く感じたり、暑く感じたりする温感異常

・聴覚補充現象(聴覚のリクルートメント現象)


メニエール病の場合、めまいが発作として起こり

難聴、耳鳴り、耳閉感といった症状を繰り返します


どれぐらいの間隔で繰り返すかは、人によって違います。

数日、数週間、数ヶ月であったり、1年というときもあります。


発作は、

過労、ストレス、睡眠不足がきっかけで起こることが多いですし、

気候の変化、季節の変わり目、低気圧や前線の接近でも起こりやすいです。


発作を繰り返していると、症状は進行して重症化し、難治になります


ですから、症状が出たら早めに診断を受け、治療するほうが良いです。

診断を受けるのは、できれば「めまい外来」のある病院が良いでしょう。

専門でない医師ですと、診断に時間がかかることがあるようですから。