
フランス料理のメニューにソテーとムニエルというのがあります。
その2つの違いは、なんなんでしょう。
これより、ソテーとムニエルについて、それぞれ簡単に説明してみたいと思います。
【ソテー】
英語で「saute」、フランス語で「sautéing」という綴りになります。
調理法の一つで、厚手の鍋やフライパンに少量の油を引いて、
強火で炒め焼く方法です。
短時間に調理するために、材料を小さく薄く切ります。
ソテーとは「跳ぶ」という意味で、炒めている時に油が跳ね上がったり、
材料が飛び跳ねる様子を表しているそうです。
【ムニエル】
英語で「meuniere」、フランス語で「meunière」という綴りになります。
魚の調理法の一つで、水気を切った魚の切り身に塩、コショウをし、
小麦粉などの粉をまぶして、バターで焼く方法です。
ムニエルという言葉は、フランス語で粉屋あるいは製粉業者を表す
ムニエ(meunier)の女性形です。
「○○・ア・ラ・ムニエール」の意味は、
「○○」という魚の「粉屋(あるいは製粉業者)の娘(あるいは女将)風」
だそうです。
昔、粉屋(あるいは製粉業者)の娘(あるいは女将)が魚を粉の中に落とし、
粉まみれの魚をそのままバターで焼いたら美味しかったということから、
名付けられたとのことです。
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