アミノ酸の効果
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アミノ酸はタンパク質の原料というだけでなく、

いろいろな効果のサプリメントに使われています。

どのアミノ酸にどんな効果があるのか、少し調べてみました。


アミノ酸の効果

筋力アップ

筋力アップには、

筋肉組織の原料であるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)

が効果的です。


アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促進させますから、

筋肉の修復に効果があります。

BCAAとアルギニンを一緒に摂ると、筋力アップにはさらに効果的です。


免疫力アップ

グルタミンは、免疫細胞の発育と増殖を促進させる働きがます。

アルギニンは、体内に侵入した最近などを処理する

マクロファージを活性化させます。


集中力アップ

チロシンは、ドーパミン、ノルアドレナリンの原料になるので、

脳の働きを活性化させます。


アルギニンフェニルアラニンイソロイシングルタミン酸は、

チロシンとともに「ブレーンアミノ酸」と呼ばれ、

記憶物質の補修をして記憶を長持ちさせる働きや、

脳の情報伝達の手助けを行います。


BCAAは、トリプトファンなどの脳内への取り込みを阻害することで、

眠気の元のセロトニンの産生を抑制します。


リラックス効果

緑茶の成分であるテアニンは、摂取すると脳波にアルファ波が増えます。

テアニンは、煎茶より玉露に多く含まれています。


これは、玉露は光を遮る覆下栽培により、

テアニンがカテキンに変わるのが遅れるので、

テアニンが多く残るためです。


GABA(γアミノ酪酸)は、セロトニン神経系を活性化させ、

脳の興奮性を抑制するので、アルファ波が増えます。


トリプトファンは、セロトニンやメラトニンの前駆物質なので、

摂取すると神経を落ち着かせる作用があります。


牛乳にはトリプトファンが含まれているため、

欧米では寝付きを良くするために牛乳を飲むそうです。

トリプトファンは、

アーモンド、納豆などの豆類、そば、白米などの穀類、卵、肉類などにも、

多く含まれています。


ただし、トリプトファンの過剰摂取は、肝硬変などになる可能性がありますので、

摂取量は1日6000mg以下にするべきだと言われています。


ダイエット

L-カルニチンは、

脂肪酸を脂肪を燃焼するミトコンドリアへ運び入れる働きをしますので、

体内でエネルギーを作り出す手助けをしているといえるでしょう。


L-カルニチンが足りなければ、いくら運動しても脂肪は燃焼しにくいです。


ただ、L-カルニチンを摂取するだけで、

運動するなど多くのエネルギーを必要としていなければ、

脂肪は燃焼されませんのでダイエットにはなりません。


肌荒れ改善

グリシンプロリン、、アラニンアルギニンなどは、

コラーゲンの原料となります。


システインは、メラニンの過剰生成を防ぎますから、

シミの予防効果があります。

システインには、肌の代謝(ターンオーバー)を促進させる働きもあるので、

メラニンの排出を手助けしてくれます。


オルニチンは、体内でのコラーゲンの合成を強化する働きがあります。


肝機能改善

体内で生成されたアンモニアは、

肝臓でグルタミン酸からグルタミンを生成するのに必要なものです。


ですが、アンモニアが大量に体内に蓄積すると体に良くないので、

肝臓で尿素に変えて排出する尿素回路というものがあります。

この尿素回路には、オルニチンが使われています。

なので、「オルニチンサイクル」とも呼ばれています。


肝機能が弱ると、グルタミンの生成が少なくなり、

あまりアンモニアが使われず体内に多く残るようになります。

そんな時には、オルニチンを摂取することでオルニチンサイクルを活性化させ、

多くのアンモニアの解毒することができます。


また、オルニチンには血中アルコール濃度の上昇を抑える働きもあります。


動脈硬化の予防

シトルリンには、一酸化窒素の生成を高める働きがあります。

その一酸化窒素は血管をリラックスさせるので、血管を広げ血流を増やします。

また、血球が血管壁に接着するのを抑制したり、血管の肥厚を抑制します。


つまり、シトルリンにより一酸化窒素が増えれば、

動脈硬化の予防に効果がありということですね。

シトルリンには他に、悪玉コレステロールの酸化を抑制したり、

疲労回復にも効きます。


胃腸の保護

潰瘍を修復するには、細胞分裂や粘膜分泌が必要です。

その際、グルタミンの要求性が高まります。

そのため、血流からのグルタミンの供給量が不足しやすいため、

グルタミンの摂取量が足りないと潰瘍が治りにくくなります。


血液低下作用

GABA(γアミノ酪酸)には、血圧を低下させる働きがあります。

血圧が正常な人でも、1日3gの摂取なら血圧を下げ過ぎることはありません。


睡眠

リラックス効果のあるトリプトファンGABAは、睡眠にも効果があります。

グリシンは、寝る前に摂取すると質の良い睡眠をとることができます。