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特異日(Singularity)とは少し前に、ネット上で「特異日」という言葉を目にしました。

以前「体育の日」だった、10月10日は本当に晴れが多いのかというような内容の記事の中でです。

10月10日は、運動会などがよく開催されていたので、晴れのイメージが強いという気はするのですが、それと特異日というのはどう関連しているのでしょうか。

特異日とは、原因は明確に説明はできないけれど、前後の日と比べて、晴れや雨などの特定の天気が統計的に現れやすい日のことだそうです。

ということは、10月10日は晴れの特異日ということですか。

それでは、実際に10月10日は晴れの特異日かどうかですが、その記事の書いてあるには、晴れは多いけれども、前日の10月9日と同程度なので、特異日ではないそうです。

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じゃあ、本当に特異日といえる日はあるのでしょうか。

東京管区気象台ホームページの日別天気出現率のデータで、東京の日別天気出現率を見てみましょう。

私は気象の素人なので、専門家の方のようなデータの見方はできませんから、独断で特異日を選び出す基準を決めます。

その基準は、ある天気の出現率が60%以上で、前後の日と比べ10%を超えて出現率の高い日とします。

統計期間は1981年~2010年になっています。

晴れの特異日

2月11日(10日66.7%、11日80.0%、12日56.7%)
2月27日(26日46.7%、27日73.3%、28日56.7%)
3月11日(10日46.7%、11日66.7%、12日50.0%)
3月18日(17日53.3%、18日70.0%、19日50.0%)
4月17日(16日43.3%、17日66.7%、18日53.3%)
4月29日(28日53.3%、29日70.0%、30日56.7%)
5月6日(5日43.3%、6日60.0%、7日46.7%)
5月21日(20日36.7%、21日63.3%、22日43.3%)
7月28日(27日43.3%、28日60.0%、29日46.7%)
8月19日(18日40.0%、19日66.7%、20日50.0%)
8月29日(28日50.0%、29日66.7%、30日33.3%)
9月1日(8月31日46.7%、1日60.0%、2日46.7%)
10月10日(9日40.0%、10日70.0%、11日43.3%)
12月10日(9日70.0%、10日86.7%、11日66.7%)

雨の特異日

5月26日(25日50.0%、26日63.3%、27日36.7%)

と、まあこんなふうになりました。

ここで私の独断で決めた基準が妥当なのかどうかという問題もありますし、統計期間をどうするかによっても結果は違ってくるものと思います。

ですから、最初の方に書きました、10月10日は特異日ではないという内容についてですが、私の基準では、10月10日は晴れの特異日だと出たわけですけれど、専門家の見方ではそうではなかったということでしょう。

まあ統計ですから、統計期間やデータの見方によって、かなり違いが出てきてしまうものでもありますし。

それと、これは東京のデータですので、他の地域では全く違う結果が出て来てもおかしくありません。

日本全国、東京と同じ天気のはずはないですから。

また、これらとは別に、大型台風来襲の特異日

9月17日
9月26日

と言われています。

これも、南西諸島や小笠原諸島の方から見れば、また違う結果が出てくると思います。

このように、特異日とは、地域が変われば違ってきますし、将来に渡っても同じく変わらないというものではなく、天気データの統計を取る地域、時、人によって変わってくるものなので、参考程度のものであるということなのでしょう。

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