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恵方巻きとは(2)恵方巻きとは(1)からの続き

 

そんな恵方巻きが、どんな風に広まっていったのでしょう。

大正時代初期には、大阪の花街で、節分の時期に漬けあがる新香を使った海苔巻きを、

恵方を向いて食べるという風習があったそうです。

昭和に入って、大阪鮓商組合などが「節分の丸かぶり寿司」のチラシを作って、宣伝を始めました。

 

戦後いったん廃れましたが、

1949年(昭和24年)に大阪鮓商組合が復活させようと動きはじめ、

1970年代には大阪海苔問屋協同組合や関西厚焼工業組合なども宣伝活動を行い、

徐々に普及していきました。

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1998年には、コンビニのセブンイレブンが全国で販売を開始し、

それから全国に急速に広まっていきました。

恵方巻きという名前も、セブンイレブンが全国販売する際につけたものです。

そういえば、私が最初に恵方巻きを知ったのは、セブンイレブンの店頭の広告を見たときでした。

恵方巻きって何? と思ったのを覚えています。

 

ところで、恵方巻きを食べるときに向く、恵方って何なんでしょう?

恵方というのは、歳徳神(としとくじん、年神様のこと)のいらっしゃる方角のことです。

明の方(あきのかた)ともいいます。

恵方に向かって食べるというのは、年神様の方を向いて、願い事をするということなんですね。

 

その恵方は、その年の十干(じっかん)から決まります。

十干というのは、時間や方角を表すのに使うもので、

甲(こう、きのえ)、乙(おつ、きのと)、丙(へい、ひのえ)、丁(てい、ひのと)、

戊(ぼ、つちのえ)、己(き、つちのと)、庚(こう、かのえ)、辛(しん、かのと)、

壬(じん、みずのえ)、癸(き、みずのと)

の10種類です。

 

実際に、その年の恵方がどの方角なのかは、以下を参考にしてください。

西暦の1の位が4、9→方位角75°、東北東やや東

西暦の1の位が0、5→方位角255°、西南西やや西

西暦の1の位が1、3、6、8→方位角165°、南南東やや南

西暦の1の位が2、7→方位角345°、北北西やや北

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