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彼岸花彼岸花(ヒガンバナ)とは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。

秋のお彼岸の頃から開花するので、この名前が付いたとされています。

秋のお彼岸というと、彼岸の中日である秋分の日の前後3日間を含む7日間のことで、年によって日はズレたりしますが、だいたい9月20日頃から9月26日頃までになります。

属名をリコリスと言いますが、これはギリシャ神話の海の女神リコリス(Lycoris)から来ているそうです。

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彼岸花は、球根(正確には鱗茎(りんけい))にアルカロイドを多く含む有毒な植物です。

含まれるアルカロイドは、リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリンなどです。

食べると下痢や吐き気を起こしたり、ひどい時には中枢神経の麻痺によって死亡することもあります。

この有毒であることを利用して、墓地や田んぼの畦(あぜ)によく植えられています。

墓地には、昔、土葬だった頃に埋めた死体をモグラなどに荒らされないように、彼岸花を植えたそうです。

田んぼの畦に彼岸花を植えるのは、田んぼに穴を開けるネズミやモグラよけだそうです。

モグラは肉食なので、関係なさそうですけど、餌となるミミズが彼岸花のせいでいなくなるので、間接的にモグラも寄ってこなくなるからと言われています。

このように、彼岸花は食べてはいけない有毒な植物ですが、その毒は水に何回もさらせば抜けるので、飢餓の時にはこの球根からデンプンを取って食べることもあったそうです。

彼岸花は、別名の多いことでも有名です。

よく聞く別名に、曼珠沙華(マンジュシャゲまたはマンジュシャカ)というものがあります。

これは、仏典に由来すると云われていて、「天上の花」という意味を持ち、白く柔らかい花とされています。

それとは別に、おめでたいことの起こる兆し(きざし)として、赤い花が天から降ってくると仏典にあるからとも云われています。

その他には、墓地に植えてあったり、彼岸に関係していると思われていたからか、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、捨子花(すてごばな)と言った別名もあります。

また、毒があるからだと思われますが、毒花(どくばな)、痺れ花(しびればな)などという別名もあります。

あと、彼岸花の見た目からきたと思われる、天蓋花(てんがいばな)、狐の松明(きつねのたいまつ)、狐花(きつねばな)、はっかけばばあ、葉見ず花見ず(はみずはなみず)などもあります。

最後に、彼岸花の花言葉です。

情熱

独立

再会

あきらめ

悲しい思い出

想うはあなた一人

また会う日を楽しみに

恐怖

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