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宝石サンゴとは(2)宝石サンゴとは(1)からの続き

 

ギリシャ神話では、英雄ペルセウスが怪物メデューサの首をはねたときに、

地中海にしたたり落ちた血が海草に触れて、その海草がサンゴになったと言われています。

ローマ時代には、宝石サンゴは、魔除けのお守りとして使われていました。

 

日本へは、奈良時代には伝わっていたようで、胡渡り(こわたり)と呼ばれる

シルクロードを渡ってきた、地中海産が珍重されていました。

胡渡りの「胡」というのは、ペルシャのことで、

胡渡りというのは西から伝わったという意味です。

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宝石サンゴの硬さは、モース硬度で3.5です。

モース硬度というのは、ダイヤモンドが10で一番硬い(現在は15)とされている、

宝石の高度の指標で、「あるものでひっかいたときの傷つきにくさ」を表しています。

 

モース硬度3.5というのは、モース硬度の3と4の間という意味で、

爪では傷はつきませんが、ナイフでは傷がつくぐらいの硬さです。

ちなみに、モース硬度3は方解石、モース硬度4は蛍石です。

 

宝石サンゴと呼ばれるものには、次のようなものがあります。

アカサンゴ(Paracorallium.japonicum)

日本近海に多く生息しています。

 

シロサンゴ(Corallium.konojoi)

南シナ海、日本近海に生息しています。

 

モモイロサンゴ(Corallium.elatus)

日本近海、フィリピン、南シナ海、台湾近海に生息しています。

 

ベニサンゴ(Corallium rubrum)

地中海に生息しています。

 

深海サンゴ(Corallium Secundum)

昭和39年に、ミッドウェー海域で発見され、水深1000mを超える深海に生息しています。

 

クロサンゴ(Black Coral)

「ウミカラマツ」「サビカラマツ」「ネジリカラマツ」のことです。

クロサンゴは、造礁サンゴと同じ六放サンゴで、宝石サンゴとは違う種類ですが、

宝飾品として使われています。

 

宝石サンゴとは(3)へ続く

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