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四十肩とか五十肩ってどんな病気?(3)四十肩とか五十肩ってどんな病気?(2)からの続き

 

アイロン体操は、振り子体操とかコッドマン体操とも呼ばれています。

やり方は、太ももの付け根ぐらいから腰ほどの高さの台

(テーブルやイスの背もたれなど)に、痛くない方の手をついて、

体を90度まで曲げます。

痛くて90度まで曲げられない場合は、痛まない程度に前屈みになります。

 

そして、痛む方の手で1kg程度のおもり(きつければ、痛まない程度の軽いもの)を

持って、肩の力を抜いて垂らし、手の甲を体の外側に向けます。

 

おもりを、肩の力を抜いたまま、振り子のように振る感じで、

前後、左右、円を描くように動かします。

それぞれ10往復を1セットとしますが、

痛まない範囲でできる回数に減らしてください。

慣れてきたら、1日のセット数を増やしたり、体を深く前に曲げるようにしていきます。

ですが、無理は禁物です。

 

慢性期には、温熱療法で肩を温め、癒着を防ぐために肩を動かします。

癒着が進んでしまうと、肩がほとんど動かなくなったりしますので、

肩を動かすことで、できるだけ癒着を防ぎます。

 

温熱療法は、病院であれば遠赤外線やマイクロ波を使います。

家庭では、温湿布やカイロを肩に貼ったり、

38~40度ぐらいのぬるめのお湯にゆっくりつかるなどで、

肩を温めます。

それと、肩を温めるだけでなく、普段の生活の中で、肩を冷やさないようにしてください。

 

肩を動かすのは、アイロン体操や壁押し体操、ストレッチなどを、

急性期よりは少し積極的に行います。

壁押し体操というのは、壁に向かって立って両手を壁につき、腕立て伏せを行うものです。

 

回復期には、癒着を抑えるために、温熱療法で血行をよくしながら、

体操やストレッチをして、とにかく肩を動かします。

体操は、慢性期までに行ったものだけでなく、棒体操なども行っていきます。

棒体操は、棒を両手で持って、健康な方の手で五十肩の方の手を、引っ張ったり、

押したりして、肩の可動域を広げます。

 

体操には、他にもいろいろあるようですから、調べてみてもらって、

自分でやりやすいものを選んで行ってみてください。

 

四十肩とか五十肩ってどんな病気?(4)へ続く

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