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四十肩とか五十肩ってどんな病気?(2)四十肩とか五十肩ってどんな病気?(1)からの続き

 

五十肩の主な症状には、肩の痛みがあります。

腕を上げたり、下げたり、ねじったり、後ろに回したりと、

肩を動かす動きをしようとすると、肩が痛みます。

 

ただ、肩の痛みと言っても、激痛であったり、鈍い痛みであったりと

発症からの期間で違いがあります。

 

発症して間もない「急性期」は、「炎症期」、「疼痛期」、「激痛期

などとも呼ばれていて、激しい痛みや刺すような鋭い痛みなどがあります。

何もしていなくても痛みがあったり、

痛みのせいで、夜なかなか眠れないといったことなどがあります。

 

この期間がどれぐらい続くのかは、人によって差があり、

だいたいは1ヶ月から2ヶ月ぐらい続きますが、2週間前後で終わる人もあります。

急性期には、痛みだけでなく、肩関節周辺が炎症による熱を持ったりします。

 

急性期を過ぎると、「慢性期」になります。

この時期、痛みは和らいできて、肩を動かせば鈍い痛みはありますが、

何もしなくても痛いということはなくなります。

 

拘縮(こうしゅく)という、肩関節の動きが制限された状態(可動域制限)が

進行するので、「拘縮期」とも呼ばれます。

慢性期は、半年以上続くことが多いです。

 

慢性期を過ぎると、「回復期」になります。

回復期という名前の通り、治癒が目前となり、痛みや不快感はほとんどなくなります。

 

五十肩の対処は、これら「急性期」「慢性期」「回復期」といった病期よって違います。

急性期には、肩に負担がかからないようにします。

痛みがひどい場合には、三角巾などを使うと良いでしょう。

 

五十肩では、基本的に肩を冷やさないようにしますが、

肩関節周辺が熱を持っているときは、炎症を抑えるために、冷湿布などで冷やします。

炎症が治まってきて、熱が取れたら冷やすのをやめます。

 

病院では、消炎鎮痛剤や副作用の少ないステロイド系注射などの、薬物療法が行われます。

 

あと、痛くても動かさないといけない、ということをよく聞きますが、

炎症がひどいこの時期に、無理をして動かすと、

炎症をこじらせてしまう可能性があるので、

運動するにしてもアイロン体操など、腕にかかる負担の少ないものを

無理のない程度行ってください。

 

四十肩とか五十肩ってどんな病気?(3)へ続く

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