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えびす講とはえびす講とは、えびす様を祀(まつ)るお祭りのことです。

えびす様といえば、

七福神の一柱(ひとはしら)で、

鯛を抱えて釣り竿を持っている姿の、

景気の良さそうな神様です。

えびすは、漢字で夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須とも書かれます。

 

ところで、えびす講の「」って、何なんでしょう。

えびす講に馴染みのない私などは、最初に聞いた時に、どうしてもねずみ講を思い出してしまって、良いイメージではありませんでした。

そこで、「講」について調べてみたところ、

「宗教上・経済上その他の目的のもとに集まった人々が結んだ社会集団」

という意味だとわかりました。

ねずみ講が悪いだけで、「講」に悪い意味はなかったんですね。

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えびす講は、当然えびす様を祀っている神社で行われます。

えびす神社では、えびす様として、蛭子命(ひるこのみこと)事代主命(ことしろぬしのみこと)のどちらかを祀っています。

 

えびす講は、旧暦の10月に行われていました。

旧暦の10月といえば、日本中の神様が出雲に集まる「神無月」です。

なのに、なぜ留守のえびす様を祀るのでしょう。

それには謂(いわ)れがあり、1つだけではありませんでした。

その謂れの1つで、調べていてよく見かけたものが、次のものです。

神無月に神様が全員いなくなるのはまずいので、えびす様と金毘羅様が留守を守ることになりました。

それを称え祀るというのが、えびす講だというものです。

他には「夷様の中通い(なかがよい)」といって、えびす講の時だけえびす様が出雲から帰ってくるというのもありました。

 

さて、えびす講を行っている神社が、最初からえびす様を祀っていたとは限らないそうです。

最初は別の神様を祀っていた神社が、後からえびす様を祀るようになったところが多くあります。

なので、えびす講の日程が10月20日、11月20日前後、1月10日前後、1月第3日曜などなど、全国でバラバラなんだそうです。

 

えびす様は、知られている姿からわかるように、もともと海の神様として日本各地で祀られていました。

それが、時を経るうちに商売繁盛や五穀豊穣の神様としても、祀られるようになったのです。

それで、後からえびす様を祀るようになった神社が、出てきたのでしょう。

 

それでは、全国で行われているえびす講で、調べることのできたものを、ざっと挙げてみます。

10月20日

東京の宝田恵比寿神社 べったら市

11月20日前後

長野の西宮神社 長野えびす講煙火(えんか)大会

栃木の西宮神社 足利えびす講

群馬の桐生西宮神社 桐生ゑびす講

広島の胡子神社 胡子大祭

1月10日前後

関西の十日戎です。

9日が「宵えびす」、10日が「本えびす」、11日が「残り福」です。

福笹を売る際の、「商売繁盛で笹持ってこい」という口上が、よく知られています。

兵庫の西宮神社(えびす神社の総本社) 福男になるために競争する「開門神事福男選び」が有名

大阪の今宮戎神社

大阪の堀川戎神社

京都の京都ゑびす神社

福岡の恵比須神社

1月第3日曜

神奈川の三嶋神社 平塚の新春えびす祭り

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